手作りの漬物が食品衛生法の改正によって店頭から消えるかもしれないという。漬物の製造・販売はことし6月から「許可」が必要になる。許可にはセンサー式手洗い場など、衛生状態を保つための設備が必須となる。青森・藤崎町で手作りの漬物を販売している米村さんは3槽のシンクを新調し、改修には約150万円かかるという。福岡・糸島市でたくあんのぬか漬けや高菜漬けを販売している樗木さんは「手作りは伝統。やめる人もいるが、どうにかして許可を取りに行かないといけない。」と語った。
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