都内のスーパーでは、夏以降、一時高値となっていた多くの野菜の仕入れ価格が今月に入り、例年並みか例年を下回る水準になっているという。店頭価格が先月の半額程度になったものもあるという。農林水産省はきょう、来月の野菜の卸売価格の見通しを公表した。大根など多くの野菜が平年並みで推移し、はくさいは、来月前半は平年を下回って推移する見通しだ。ねぎなどは、平年を上回る水準で推移するという。農林水産省は、夏の高温の影響で、多くの品目で高値が続いていたが、一部を除いて平年並みに戻る見込みだとしている。都内のスーパーの社長は、鍋には、ねぎは少々でも、白菜をいっぱい入れればいいなどと話した。