今日、都内で今年の世相を表す言葉「新語流行語大賞」の年間大賞が発表された。年間大賞に選ばれたのは、TBSドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」。阿部サダヲは、正直ふてほどって自分たちでは言ったことないんですけどと話した。1986年から2024年にタイムスリップした昭和の体育教師が、令和のコンプラ社会に放り込まれるドラマ。時代や世代のギャップを映し出す一方で、時代を超えても変わらぬ思いが多くの共感を呼んだ。併せてトップテンも発表された。街ゆく人に気になる言葉を聞いてみると、パリオリンピック女子やり投げで金メダルに輝いた北口榛花が、記者会見で残した言葉がランクイン。そして今年はやっぱり大谷翔平の「50-50」。世界一にも輝き、自身3度目のMVPも受賞。来年は二刀流復活も期待されている。流行曲からは、CreepyNutsの「Bling−Bang−Bang−Born」。若者の間で当たり前に使われている言葉「界隈」もランクイン。本来は地理的な意味を表す言葉だったが。仲間を表す言葉に。他にも闇バイトによる強盗事件の「ホワイト案件」。そして政界を揺るがした「裏金問題」もトップ10入りした。