ボリュームがウリの街の弁当店。安さとボリュームで客の胃袋を支えてきたが、いま苦境に立たされている。何度も押し寄せる物価高の波、そこに米の価格高騰が追い打ちに。食材費高騰の影響などで倒産が相次いでいる弁当店。今年は、過去最多のペースになる可能性も。低価格のコンビニやスーパーなどの台頭により、値上げをしたくてもできずに収益力が低下するケースもみられるという。お得なサービスを今年から始めたところもある。全国およそ700店舗を展開する「ほっかほっか亭」は、モバイルオーダー限定で自分好みの弁当を作ることができる「カスタマイズ弁当」を始めた。食材の質にこだわる弁当店も。東京 駅近くで買うことができるのは、羽釜でふっくらと炊かれた新米「コシヒカリ」と、愛知県三河湾で採れた天然ののり、店がこだわり抜いたのり弁当1500円。弁当作りは注文を受けてから、消費期限はたったの4時間。プチ贅沢需要で人気だという。
住所: 東京都板橋区上板橋3-5-1 1F
