3度目のオリンピック出場を目指すバトミントンの奥原希望選手が選考レース最後の大会に挑んだ。リオ五輪では日本勢シングルス初となる銅メダルを獲得し、翌年の世界選手権でも日本勢初優勝を飾るなど世界の一線で活躍を続けていた。しかし、パリ五輪選考レースではケガで出遅れた影響もあり、現在日本勢では3番手で代表入りするにはこの大会でベスト4入りが条件となる中、初戦の相手は世界ランク1位のアン・セヨン選手で第1ゲームは落としたものの、第2ゲームでは攻めのプレイを見せ、ネット際のショットでポイントを奪うと、相手の体勢を崩したところでスマッシュを決めて第2ゲームを奪い返したが、2-1で奥原は初戦敗退となった。