きょうから開催されるアフリカ各国首脳との国際会議に向け意気込みを語った石破総理。参議院選挙で大敗してもなお総理続投への意欲を強めている。一方、自民党内では石破おろしをめぐる新たな動き。総裁選を前倒しして実施するのか、その是非を検討する総裁選挙管理委員会の初会合がきのう開かれた。党の決まりでは、国会議員295人と都道府県連の代表47人の過半数172人以上の賛成があれば、臨時の総裁選を行えると定めている。逢沢委員長は、国会議員に対する意思の確認を書面で行う方針だと明らかにした。ただ、記名か無記名かの結論は持ち越しとなった。朝日新聞の最新の世論調査では、石破総理が「辞める必要はない」との回答が54%をと過半数を占めた。方針を決められない自民党に野党からは批判の声。仮に総裁の自発的な辞任を伴わない臨時の総裁選が行われれば前代未聞のことになる。
