プリントシール機は、誕生から30年。初代プリントシール機は、セガとアトラスが共同開発した。アトラスの女性社員が、当時会社にあったビデオプリンターで、映像の画面が印刷される様子をヒントに、写真をその場でシールにするアイディアを思いついたことが開発のきっかけにだったという。当時は、1回300円。若い世代を中心に人気が高まった。プリントシール機の市場規模は1997年度に、1000億円にのぼった。少子化やスマートフォンの普及を背景に、市場規模は190億円余に縮小している。三好は、都内のプリントシール機専門店では、平日でも多くの若者で賑わっていた、スマートフォンで自撮りすると写りが悪くなるが、機械に任せるとより盛れる角度で撮れるのがいいとの声が印象的だったなどと話した。インバウンドの外国人観光客も訪れていたという。大手メーカー各社は、中国に人気キャラクターと撮影できる機械を設置するなど、海外展開を強化している。推し活市場を見込んで、アーティストの掛け声とともに一緒に撮影しているかのような写り方ができる機種を開発し、利用者の掘り起こしに力を入れている。専門家は、人と人が同じ空間で楽しめるフィジカルのエンターテイメントはデジタルではかなわない、これからは業界として利用者の幅を広げないといけないなどとしている。
