日本人初アーベル賞を受賞した京都大学数理解析研究所・柏原正樹特任教授。アーベル賞は優れた業績を挙げた数学者にノルウェー政府が贈る国際的な賞で、柏原特任教授は代数解析学の分野で「D加群」と呼ばれる理論を構築した。スピーチでは恩師の佐藤幹夫氏の名前を挙げ、「彼は数学において新しいものを創造することの大切さを教えてくれた。研究人生の重要な指針となった」と述べた。欧米以外拠点の数学者の受賞は初。
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