現在世界では二国間の取引にUSドルが使われ、ドルが世界のお金と言われている。世界全体の1日の取引額を100とした場合、USドルは約88%を占めている。第二次世界大戦まで世界のお金はイギリスのポンドだった。第二次世界大戦でイギリスは焼け野原になったがアメリカは戦場にならなかった。アメリカはヨーロッパに輸出をして大儲けし、ポンドだけでなく金で支払わせ大量の金がアメリカに集まった。アメリカは世界の国がドルを持ってくれば金と交換することを約束したが1971年に交換は停止された。アメリカはサウジアラビアと石油を買うにはドルでない支払いが行えないという密約を結んだと言われている。結果的に世界の国が石油を買うにはドルを持たなければいけなくなった。