英国全土に影を落とした暴動と抗議。チャールズ国王が事件のきっかけとなった街を訪れた。イングランド北西部の街・サウスポートで、先月29日に起きた少女3人が犠牲となった殺傷事件。逮捕された17歳の少年が「ボートで英国に渡ってきたイスラム教徒だ」というウソの情報が拡散され、反イスラム、移民排斥を訴える暴動に発展した。暴動は瞬く間に英国全土に広がり、1117人が逮捕され、うち677人が起訴。暴動が世界的に報じられる一方で、忘れてはいけないことがある。暴動の発端となった事件で、6歳から9歳の幼い3人の命が犠牲となった。事件から3週間、サウスポートの人々は大きな悲しみに沈んでいた。ところが今週水曜日、街に歓声が響いた。
本来は夏休み中で、バルモラルに滞在しているはずのチャールズ国王が、英国・サウスポートを訪れた。犠牲者への追悼、被害者やその家族と面会。事件直後から対応にあたった人々に感謝を伝えた。国王の訪問は、人々が犠牲になった子どもたちとその家族の悲しみに寄り添い、悼むきっかけとなった。
本来は夏休み中で、バルモラルに滞在しているはずのチャールズ国王が、英国・サウスポートを訪れた。犠牲者への追悼、被害者やその家族と面会。事件直後から対応にあたった人々に感謝を伝えた。国王の訪問は、人々が犠牲になった子どもたちとその家族の悲しみに寄り添い、悼むきっかけとなった。