車えびの養殖が盛んな山口市の秋穂地区で育てられた車えびを使ったエビフライが、市内の小中学校でふるまわれた。山口市の瀬戸内海側にある秋穂地区は、塩田の跡地を利用した車えびの養殖や、天然の車えびの漁が盛ん。地域の特産品への理解を深めてもらおうと、山口市では5年前から毎年、市内の小中学校などに秋穂地区でとれた車えびを提供している。きのうは、市内の4つの小中学校に、約2300本の養殖の車えびが提供され、給食でエビフライが振る舞われた。小郡小学校の1年生の教室では、長さ約17センチのエビフライに、子どもたちがかぶりついていた。