フランスを訪れている中国の習近平国家主席は6日、マクロン大統領との会談後の記者会見で、フランスとともに、パリ五輪期間中の休戦を提案すると述べた。ロシアのウクライナ侵攻やガザでの戦闘が念頭にあるとみられ、マクロン大統領が習主席に賛同を呼びかけていた。首脳会談の中で、習主席は、フランスとの関係について、相互理解やウィンウィンという初心を堅持し、陣営の対立を防ぐべきだなどと述べた。中国側は、フランスとの関係強化をアピールし、アメリカとヨーロッパの連携を分断する狙いもあるとみられる。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.