私鉄大手、京成電鉄の株主総会が開かれ会社が保有する東京ディズニーリゾートの運営会社の株式について一部を売却するよう求めた英国の投資ファンドによる株主提案は否決された。千葉市内のホテルで開かれた株主総会では京成電鉄が筆頭株主となっている東京ディズニーリゾートの運営会社、オリエンタルランドの株式について英国の投資ファンド、パリサーキャピタルからその一部を売却するよう求める株主提案が出されていた。ファンド側は会社に対して保有割合を今の21%から15%未満に引き下げ売却で得られた資金を運賃の値下げや駅の安全対策などに充てるよう求めていた。会社側は株式は大型投資などの原資として活用を検討すべきであり売却の方法やタイミングの慎重な検討が必要だなどと反対していて採決の結果、提案は否決された。