NY株式・株式先物・ナスダック・ダウ/米10年国債・為替の値動きを伝えた。先週はハイテク株とそれ以外の業種で明暗が分かれた1週間だった。好決算を発表したエヌビディアにけん引され、ハイテク株を中心とするナスダックは上昇。マグニフィンセントセブン(アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾンドットコム、メタ、テスラ、エヌビディア)は、1週間で平均2.9%のプラスとなった。一時4万ドルの大台にのっていたダウは、1週間で2.3%のマイナス。景気の過熱の可能性を示す指標が相次いで発表され、利下げ期待が後退したことが重荷になっている。FRBの利下げ開始時期をめぐっては、ゴールドマンサックスが24日、7月との従来見通しを9月に後退させた。金利上昇に対する市場の警戒は続いている。