かがくの里の冬の恵みはサツマイモ。去年収穫した芋で干し芋作りを行う。かがくの里がある茨城県は干し芋の全国生産量が1位。里では毎日近所の干し芋作り名人を呼んで干し芋を作ってきた。そして今年も丁寧に皮を剥いていき、その品種は農研機構 九州沖縄農業研究センターが2007年に育成したべにはるか。その特徴は熟成して加熱すると麦芽糖がたくさん生成し上品な甘さが特徴。スイーツな甘さだという。そしてそのべにはるかをピアノ線がはった器具で細く切り分け並べていく。60キロの紅はるかを並べ農業ハウスで干していく。冬の乾燥で芋の水分を奪うことで甘みが凝縮される。その10日後干し芋になった。芋をそのまま丸干しにするのが1番美味しいという。美味しくできた干し芋を茅葺き職人にも差し入れした。