岩手県花巻市でも市街地でクマ出没が急増している。花巻市猟友会に密着した。密着直後に市からツキノワグマの目撃情報が入る。市民が撮影した映像ではクマが住宅地に向かっていた。現場に急行すると、警察や他の猟友会も集まり情報収集をする。現れたのは体調約1.3mのツキノワグマ。駆除は人に危害を加えた時のみのため、じっとクマの行動を観察する。しばらくするとクマは林の中に入っていった。数時間後、箱なわで捕獲された。シカやイノシシがクマのエサとなるドングリなどを食べ尽くしているのが現状さという。この日、猟友会は森の中に。連日、シカやイノシシの駆除が行われている。ハンターたちが行ったのは巻き狩りという方法。待伏せ役のハンターが仕留め役となる。シカやイノシシの駆除は、市街地出没のクマを減らすため。害獣駆除の多くはボランティアで行われている。自治体によって報酬には差がある。対応をとっていても市街地へのクマの出没は後を絶たない。