長野・中野市は昼と夜の寒暖差が大きく、土壌の水はけもいいことからぶどうの栽培に適していて、550軒ほどの農家が約350ヘクタールの畑で生産している。JA中野市の共選場所ではきょうから農業用ハウスで育てられた長野県特産の高級ブドウ「ナガノパープル」の出荷が始まり、JA職員が粒の色・大きさ等を見て選別した。今年は3月の気温が平年より低く生育に遅れが出ていて、出火は去年より1日遅いという。JA中野市では、人気の高いシャインマスカットなどとあわせて年間3900トンのぶどうを出荷し、額にして75億円の販売を目指しているという。ハウスぶどうの出荷は7月にピークを迎え、首都圏や関西などで販売される。