ホストクラブでいわゆる色恋営業が禁止になり東京・新宿の歌舞伎町には衝撃が走った。政府は今日悪質ホストクラブに対する規制を強化するための「風営法改正案」を閣議決定。「料金についてウソの説明」や「注文していない飲食の提供」に加え「客の恋愛感情につけ込み高額奈飲食を要求する」色恋営業を新たに禁止する内容。規制に違反した場合には営業停止など店側が行政処分の対象となる。ホストクラブを巡ってはツケ払いした高額な売掛金の支払いのために客の女性に売春をさせるなどの行為が横行。去年までの2年間でホストや性風俗店のスカウトなど293人が検挙されている。歌舞伎町の事情に詳しい佐々木チワワさんは「規制をされていない別の業種に移動して同じような色恋する可能性がある」と指摘する。改正案では売掛金を支払わせるために売春や性風俗店で働くことを求めることまた、女性を紹介された性風俗店がスカウトやホストに報酬を払ういわゆるスカウトバックも新たに禁止となる。違反した場合はいずれも刑事罰の対象となり6か月以下の拘禁刑もしくは100万円以下の罰金を科すとしている。