シャープは、巨額の赤字となった2022年度に続いて昨年度1年間の決算についても100億円の最終赤字になるという見通しを明らかにしていて、不振が続く液晶パネル事業の立て直しが課題となっている。こうした中、シャープは大阪堺市にある子会社SDPの工場で手がけている大型液晶パネルの一部製品について、生産を停止する方針を固め取引先に伝えていたことが関係者への取材で分かった。生産停止の具体的な時期については、取引先と協議したうえで決めるとしている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.