ボクシング・2階級・4団体王者・井上尚弥の次なる試合が5月6日に東京ドームで行われることが決まった。東京ドームでボクシングが行われるのは1990年のマイク・タイソン戦以来34年ぶりのこと。井上の対戦相手は”豹”の異名を持つルイス・ネリ。7年前、山中慎介さんとの試合でドーピング違反や体重超過などトラブルを起こし日本国内での活動停止処分を受けていた。しかし先月処分が解除されたネリ。これまで36戦35勝と実力は間違いない。井上選手は「自分自身すごくモチベーションは高いし、気を引き締めなければいけない戦いだと思う。過去一仕上げないといけないと思っているし、ネリに対して何もさせずに勝つことを目指し、あと2か月調整していきたいと思う」とコメントした。日本人選手が東京ドームでメインマッチを務めるのは初のこと。34年前は約51,600人が来場したが、今回は上回ることが期待される。