今日外務省が公開したのは外交記録の文書。そのうちの1つが1992年1月に米・ブッシュ大統領が来日した際のできごとだ。宮澤首相主催の夕食会で、体調不良を訴えたブッシュ大統領が突然嘔吐し倒れた。5分ほどでブッシュ大統領は立ち上がり「ちょっと皆さんの注意を引こうと思って」とジョークを飛ばした。しかし今日公開された文書にはブッシュ大統領の本音が書かれていた。「気を失ったことは全然覚えていない。自分は神秘主義者ではないが、最後に記憶にあるのは静かな天国にいるような心地であったことである」とし、吐いたことも覚えていないという。