SMBC日興証券の野地慎さんのドル円予想レンジは150.70円~152.00円。今日の見通しは日米共に重要な経済統計の発表が予定されていないため、落ち着いた動きになると予想されるとのこと。注目ポイントは「強まるドル高圧力」で、「20日にFOMCが終わる中、FF金利見通しを見通したドットチャートでは、今年3回の利下げが織り込まれたが、来年以降の金利見通しが12月対比で高いものとなっており、利下げを急がない姿勢も明らかになっている。」、「21日にはスイス中銀が0.25%の利下げを決定した。また、イングランド銀行の金融政策委員会では、これまで追加利上げを主張してきたメンバーが撤回しており、近い将来の利下げへの期待が高まっている。21日にリセッション入りが確認されたニュージーランドなどでも同様に利下げ期待が高まっており、一方で利下げとの距離を置く米ドルが買われやすい状況となっている。」などと話した。