中国とロシアが主導する上海協力機構の首脳会議。欧米とは異なる独自の国際的な枠組みとして拡大を目指しており、今回新たにベラルーシが加盟。加盟国は10か国となった。きょうカザフスタン・アスタナで開かれた上海協力機構の首脳会議。きょうは全体会合が開かれた。加盟国の1つイランの席には、亡くなったライシ大統領の写真があった。首脳会議では、ベラルーシのルカシェンコ大統領を姿も。国営ロシアテレビはきのう、中国・習近平国家主席と会談したプーチン大統領が両国の結束をアピールする様子を伝えている。ロシア・ラブロフ外相は、両首脳の会談について「すばらしい会談だった。完全な相互理解だ。」と説明。ペスコフ報道官も「二国間関係のあらゆる分野で突っ込んだやり取りがあった。地域問題についても意見が交わされた。」と説明している。