中国・習近平国家主席は5日午後、フランス・パリ近郊の空港に到着しアタル首相に出迎えられた。到着に合わせて習主席は談話は発表。世界の平和と安定を守るため、フランスとの意思疎通と協力を強化すると強調した。習主席は6日と7日にマクロン大統領と会談しウクライナや中東情勢貿易問題などについて意見を交わす予定。その後習主席は中国が進める巨大経済圏構想一帯一路の参加国であるセルビアとハンガリーを訪問し、更なる連携強化を打ち出すものとみられる。中国としては今回の訪問を通じてヨーロッパとの関係を安定させ、対立が続く米国をけん制する狙いもあるとみられる。