トヨタは24年3月期の業績予想について、売上高と純利益を上方修正した。株価は大きく上昇し、時価総額で日本企業として初めて50兆円を超えた。今日は時価総額が53兆円を超えた。トヨタはアメリカでの投資を加速している。しかし、アメリカ・ロアノークの自動車ディーラーではEV販売の伸びが減速しているという。EVの最大のネックは価格。F-150のガソリン車は約6万ドル、EVは約7万ドルとなっている。アメリカでは価格差を埋めるため、EV購入時に最大7500ドルの税控除を受けられる仕組みとなっているが、アメリカのEV産業から中国を締め出したいバイデン政権により今年から厳しい条件が加わった。これにより中国製の電池を搭載した車は税控除がゼロとなった。アメリカではEV販売台数の伸びが減速している。フォードとGMはEV事業の赤字が続き、生産縮小に追い込まれているという。自動車業界アナリストのケビンさんは「消費者のEV購入やインフラ整備に税金が使われる一方、メーカーは支援を得られず赤字が続いている」などと話した。
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