神奈川県三浦半島に2年前に誕生した「日本さかな専門学校」。魚を養殖したり、餌となるプランクトンを育てたりなどしている。校舎の2階には座学の教室や調理室がある。衛生管理も大切な授業の1つ。授業の半分がこうした実践形式で行われる。さらに相模湾で実際に漁の仕方を学ぶこともある。3年制と4年制のコースには既に230人の学生が在籍している。専門学校の中村英孝さんに話を聞く。学校には実家が漁業関係の生徒はほとんどいないという。水産学校との差別化について「丸々さかな」と答えた中村さん。「入学してすぐに教科書で学ぶのではなく、とにかく体を動かす、それは大学にはない授業のやり方」などと話した。
日本さかな専門学校の若者たちで打ち破ろうとしている大きな壁が水産業の衰退。漁獲量は最盛期の4分の1、業従事者も6分の1に激減した。中村英孝さんは「昔からの漁師が子どもに好かれたくない理由は一番は所得」としながらも「漁業も各地域で人手不足なのは分かっている」などと話した。授業ではビジネスという視点で教える時間もあるという。
日本さかな専門学校の若者たちで打ち破ろうとしている大きな壁が水産業の衰退。漁獲量は最盛期の4分の1、業従事者も6分の1に激減した。中村英孝さんは「昔からの漁師が子どもに好かれたくない理由は一番は所得」としながらも「漁業も各地域で人手不足なのは分かっている」などと話した。授業ではビジネスという視点で教える時間もあるという。