シニア世代の肥満で多いのが、筋肉の減少によって起こる「サルコペニア肥満」だという。筋肉を落とさずに脂肪を減らす食事と運動が対策として必要とのこと。まずは食事のアプローチについて。管理栄養士の森さんによると、シニア世代は食の知識の偏りに気が付かず、バランスが取れていると勘違いしている人が多いという。高梨さんの食事は摂取カロリーが多く、朝食で塩分を摂りすぎている森さんは指摘。塩分を摂りすぎると体が脂肪を蓄えやすくなるという。一方沼崎さんの食事は朝食で果物を多く食べており、果物に含まれる果糖は中性脂肪を増やしてしまうとのこと。さらに2人ともタンパク質が不足していることも指摘された。