日経平均株価が一時700円以上上昇し3万8800円台に乗せた。バブル期につけた史上最高値が視野に入ってきている。日本の株高を支えるのはアメリカの株の強さ。ニューヨーク市場ではダウ平均などが連日高値を更新し続けている。さらに市場では海外投資家が中国の景気後退を警戒し日本株に投資を振り分けているとの見方もある。新NISAが始まったことで巨額の預金をもつ日本の個人マネーが株式市場などに向かっていることも海外からの投資を呼んでいる。今年の春闘での賃上げを期待する見方もあり、市場では日本株を上昇させる要素は事欠かないという。午前の終値は昨日より347円高い3万8505円89銭。