先週の日経平均株価は週初めから4日続伸し、一時は約2週間ぶりとなる4万円台を回復するなど堅調な推移となった。日経平均先物は4万480円まで上昇した。今週の注目はテスラやマイクロソフトといった米国の大手IT企業の決算発表。ニッセイ基礎研究所主席研究員・井出真吾氏は「市場の期待があまりに高いので『良い数字だが物足りない』という評価につながり株価が下落するリスクもある」と指摘。28日からFOMCが開催される。「(パウエル議長の発言で)次の利下げの時期が市場の予想よりも早そうだとなれば株価は上昇することになるし、逆に想定よりも遅くなりそうだと感じ取られたら下落につながる」と指摘した。