ドイツで移民や経済政策を争点に総選挙が行われ、最大野党・CDU・CSU(キリスト教民主社会同盟)が勝利した。獲得議席順に第1党がCDU・CSU、第2党に移民の排訴を掲げるAfD(ドイツのための選択肢)、ショルツ首相率いるSPD(ドイツ社会民主党)は第3党となった。CDU・CSUが単独で過半数に達しなかったことから、どの政党と連立を組むかに注目が集まっている。ドイツでは近年、憲法で財政規律が厳しく規定されていることが経済対策の足かせになっているとして、経済界を中心に緩和を求める声が上がっている。連立協議の行方によっては規定を緩和し、大胆な経済対策を打ち出せる可能性もあるため注目が集まっている。
URL: https://www.afd.de/