トランプ前大統領に関する解説。トランプ前大統領の大きな壁となるのがバイデン大統領ではなくテイラー・スウィフトさんである。スウィフトさんはスーパーチューズデーに合わせて公式SNSで「まだ投票を終えてない人は投票の計画を立てて」などと投稿し自身が支持する候補者を表明していない。スウィフトさんはSNSのフォロワーはInstagramが約2億8000万人、Xは約9536万人ということで大きな影響力を持つ方である。2018年の大統領選の時は民主党支持を表明したが、先月現地メディアの調査によると「スウィフトさんが支持する候補者に投票する」と回答したのが有権者の18%と人数にすると3000万人だという。実際の2018年の大統領選の中間選挙では10月7日に公式インスタグラムで有権者登録を呼びかけた所、3日間で約25万人増えたという。トランプ前大統領は公式SNSで「バイデンはテイラーのために何もしなかったし、テイラーがバイデンを支持するはずがない」と投稿している。また先月行われたスーパーボウルではスウィフトさんの恋人の所属チームが優勝したが、このシーンを巡ってトランプ派は「今政権が仕組んだもの」や「テイラーを利用している」などの陰謀論が囁かれていて、この陰謀論を信じている人は18%だという。樫元氏は「トランプ前大統領の勢いが凄いと言われているが、バイデン大統領との直接対決がどうなるかわからない。最終的にどっちに転ぶかで大統領選が決まる。勝利を分けるのはほんの僅かな差である。ニューヨーク・タイムズによると民主党のバイデン陣営はテイラー・スウィフトさんに何か表明をして貰いたいと期待してる記事などが出ているので、11月の本戦の前にも何らかの発信があるのではないか」などと話した。井上アナが「他の候補者はいないのか」などと話すと樫元氏は「現職の大統領が再選を目指すと表明した以上、中々出られないというのが正直な所。共和党側はヘイリーさんなど50代と比較的若い方がいるが、次を目指すとなると2028年になる 」などと話した。