11月の米国大統領選挙に向けて激戦州の1つ、東部ペンシルベニア州では来月10日、ABCテレビの主催でテレビ討論会が行われる予定。米国メディアによると討論会で相手候補の発言中にマイクの音を切るかどうかを巡り両陣営の意見が対立していて、ハリスの陣営は常にマイクの音を入れるよう求めているという。政治専門サイト・ポリティコは「トランプ氏の不適切な発言を引き出すことがねらいだ」と伝えている。これについてトランプ氏は「マイクの音を消すという合意だった。彼女が討論会を望んでいないから変えようとしている」と発言。さらにABCテレビの報道の在り方に疑問を投げかけたうえで「ほかの放送局でやろう。私は公平な討論会を行いたい。厳しい質問をしてくれてもかまわないがとても不公平だ」と述べ、公平な討論会にはならないと主張した。