来年2月に開戦から3年目を迎えるウクライナ戦争。トランプ次期大統領が戦闘の早期終結を求めていてウクライナ、ロシア双方が受け入れる可能性を示唆しているため、来年は停戦が実現するともいわれている。防衛研究所・研究幹事・兵頭慎治氏は「戦線を凍結することを提言されている。和平交渉の入り口なのでロシア側も拒絶しないのではないか」とコメント。ただ、和平交渉が始まったとしてもロシアがウクライナがNATOに加盟しないことや領土を放棄することなどを求めるとみられ協議は難航が予想される。一方で、停戦が仮に成立すればロシアの再侵攻を阻止するために英国や仏国などの軍隊が停戦ラインの西側に駐留していくという可能性が指摘されている。