吉崎さんは「トランプ関税は、全ての国に最低10%の一律関税を課し、さらに貿易赤字が多い国・地域には赤字額を輸入額で割った比率の半分を税率に課します。そして、今後の税率は相手国との交渉に応じて柔軟に変更するというものです。つまり、最低でも10%はかかるというものです。石破政権には首脳会談を求める声が強いですが、相互関税を防ぐにはお土産を用意しないといけないんですよね。それに、交渉したところで日本は関税が10%になるだけですからね。また、カナダはもうすぐ総選挙で政治空白に突入しますし、EUは実際強いところが言えませんからね。日本は情けない話ですが、結局様子見した方がいいのかもしれません」などと話した。