11日、高市総理は16日にも石油備蓄を放出すると表明した。プラスチックなどの石油製品を製造する企業では原材料価格の高騰はもとより供給が途絶えることへの懸念が広がっている。品川区にある青野工業が作っていたのはビールサーバーの部品。多様な業界向けに500種類以上のプラスチック製品を製造している。原材料はペレット、元は原油。日本が輸入する原油の7割以上が通過するホルムズ海峡、複数のタンカーが攻撃されるなど海峡は事実上封鎖状態。青野工業では今のところ素材の調達に問題は起きていない。先行きの不透明感から原材料の仕入れを一時的に増やすことを検討している。ナフサがプラスチックの原料となる。クリークスの小川代表は、原油を中東以外から調達するか、ナフサの輸入量を中東以外のところから増やさないといけないと指摘。ナフサのスポット価格はイラン攻撃後に1.6倍ほど急上昇。小川代表は上がるのは確かだがどれぐらい上がるかは全く見えていないと述べる。ナフサの安定供給に向け新たな取り組みも進んでいる。
