プラスチック製品の供給網にも影響が出始めた。茨城県の鹿島臨海工業地帯では様々な企業のプラントが建ち並ぶ。三菱ケミカルの工場では青色の屋根がナフサ貯蔵タンク。ナフサに熱を加え、プラスチックの原料であるエチレンを製造。この工場だけで日本国内のエチレンの8%を製造している。今週、茨城と岡山の2か所でエチレン減産を開始。ホルムズ海峡の封鎖によりナフサの輸入減を見越した対応。三菱ケミカルでは新たな取り組みが始まる。廃プラスチックを油に戻す。プラントの内部では廃棄されたプラスチックを細かく裁断、その後400度近い高温で溶かしナフサを取り出す。そのナフサから再びエチレンを製造し新たなプラスチック製品に生まれ変わらせる。元々リサイクル目的で建設されたが、今回のような有事の際にも活用できる可能性が出てきた。今月中にも本格稼働を始めるという。三菱ケミカルの枝川さんは現状では非常に小規模、リスクヘッジの一環になっていければと述べる。
