40年間、南極の生態系を調査してきたマーガレット・アムスラーさんは、生態系を支えるある生き物に注目した。ザトウクジラは冷たい海でも体温を維持できるため、周極流のバリアを越えられる数少ない生物だが、クジラの吐いた泡で獲物を追い込んで食べる「バブルネットフィーディング」を行う。北半球ではニシンを追い込むが、南極での獲物がナンキョクオキアミ。アムスラーさんは深海にオキアミの大群衆があるに違いないと考えた。
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