今月から年間1人当たり4万円の定額減税が行われる。4万円というと、炊飯器、背広服、家庭用ゲーム機、東京−広島の新幹線往復に使えるほどの金額。街の人はどのように捉えているのか。「ありがたい」「生活に消える」「ちょっと少ない」などの声。今回の定額減税。1人当たり所得税が3万円、住民税が1万円減税され、納税者本人だけでなく扶養している家族も対象になる。政府としては、春闘による賃上げが給与に反映される時期に合わせることで、手取りの増加を実感してもらい消費を活性化させるねらい。4人の娘を育てる一家(茨城県つくば市)。この世帯では今回の減税額は6人分合わせて24万円。減税分のお金をどう使うのか。きのう家族会議で意見を出し合った。話し合いの結果、習い事や塾など月々の教育費を増やすために使うことにした。いつどのように減税されるのか、スタジオで解説。所得税の時期(給与所得者、個人事業主、公的年金などを受け取っている人)、注意点(減税+現金給付)について。予想:2024年度物価上昇率2.5%(ニッセイ基礎研究所)。