ロシアのウクライナ侵攻から3年半、トランプ大統領とゼレンスキー大統領による停戦合意に向けた話し合いが18日、アメリカ・ワシントンで行われる。ロシアのウクライナ侵攻後、米ロ首脳会談が初めて対面で行われた。トランプ大統領は「停戦合意に達するチャンスはあるが、今回は到達できなかった」などとコメント。戦闘停止につながる合意には至らなかった。アメリカとウクライナの首脳会談にはEUのトップやフランス、ドイツなどの首脳たちも同席することが分かった。ヨーロッパの首脳らは「国境は武力によって変更されてはならない」と一貫して主張。一方で、米国ニューヨーク・タイムズは、トランプからは“ウクライナが東部2州をロシアに引き渡せば和平合意が可能だ”とする考えを伝えられているとも報道されていて、会談の行方が注目される。アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、トランプが早ければ22日にゼレンスキーとプーチンを交えた3者会談を開催したいとの意向をゼレンスキーに伝えたと報じている。ただ、プーチンはトランプとの首脳会談後の会見でも3者会談への参加については言及していない。
