鈴木さんに話しを聞く。今日のテーマは「アメリカ 早期利下げに進めないのはなぜか?」。鈴木さんは一番のポイントはアメリカの景気、経済が強すぎるとし、GDPの成長率を説明し「24年第1四半期でもまだ1.8%より上回る状態、ソフトランディングどころではなくランディングしていない」などと話した。また労働需給のひっ迫で賃金上昇率も高いまま、PCEコアインフレ率の伸びは減速傾向に、QT進めると資金市場で金利急騰が起きる場合もなどと説明し、「QTをやりながら利下げができるのかがひとつの問題になってくるが、おそらくできるんじゃないかなと思っている。これまで引き締めでやってきたが、先行きの見方の提示まで含めた金融政策であれば今日が大きな転換点だったと思う」などと話した。