ラーメン巌哲の平松さんに早速会いに行った。店に入り鮪塩ラーメンを頼んだ。しびとはキハダマグロのことをいう。このラーメンの神たる所以は材料にある。北海道産の真昆布と鮪節、このダシと滋賀県産地鶏スープを加える。そして決め手は鮪の切り身。切り身をソテーしフランベする。そこに先ほどのスープを加えて調理し完成。その他麺にも秘密があり、真空ミキサーを使用し、気泡が少ない滑らかな生地ができ、コシのある食感が味わえる。トッピングの肝は鮪であり、玉ねぎとニンニクのソースで下味している。塩ラーメンの神様には意外な過去があり、就職後すぐに退職し、東京に来てお笑い芸人の経験もあったという。その後ラーメン巌哲を経営し東京市の称号を手にしたが4月に閉店するという。