今日から後半戦がスタートした日本生命セ・パ交流戦。広島・大瀬良大地が自身5年ぶりの交流戦勝利をかけてマウンドに上がる。1回は2番角中をファーストゴロ、3番高部も打ち取り完璧な立ち上がり。2回に6番中村に対しフォアボールを与え初めてランナーを許すも、バックの硬い守りに助けられる。4回までに許したランナーはわずか1人。持ち味の打たせて取るピッチングでロッテ打線に得点を与えない。その裏に野間峻祥が、広島67イニングぶりの2点タイムリーを放ち大瀬良を援護。7回まで2塁を踏ませない圧巻のピッチングを見せる。8回にフォアボールを与え、代打・岡をカットボールでサードフライ、2アウトとした。続く小川龍成のピッチャー返しを自ら裁いた。9回はわずか7球で2アウトとし、4番ポランコを打ち取り、プロ野球史上90人目のノーヒットノーランを達成した。開業から15年のマツダスタジアムでは初の快挙。