今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協が授賞式へ向け、きのうクラウドファンディングを始めたが、開始わずか1日で目標額の1000万円を達成。クラウドファンディングは授賞式が開催されるノルウェー・オスロへの渡航費などを募るもので、今日午後6時現在、既に1600万円を超える支援が集まっている。日本被団協は授賞式に当たり、関連行事のほか、現地の学校での被爆証言などを予定していて、被爆者や関係者など代表団31人が現地を訪れる。しかしノーベル委員会側から支給される渡航費は、代表委員3人分だけだとして広く支援を呼びかけていた。日本被団協は「人類の歴史の重要な転換点で迎える授賞式。世界へ向け改めてノーモアヒバクシャのメッセージを発信したい」としている。