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「ノーベル平和賞」 のテレビ露出情報

日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)のノーベル平和賞授賞式があす行われる。代表団が日本時間の午後9時からノルウェーで会見に臨んでいる。長崎で被爆・日本被団協・田中熙巳代表委員は「年をとってきたので、なんとかしないといけない気持ちがあった。そういう時にノーベル委員会から受賞させてもらったことは本当にうれしい。後退しつつある核兵器の情勢に、新たな改善、開拓への前進が生まれるのではと期待している」と述べた。ノルウェー・オスロの映像。日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の代表団が、ノルウェー・オスロ空港に到着したのは、日本時間のきょう午前3時半ごろ。広島で被爆・日本被団協・箕牧智之代表委員は「オスロに来ることができて大変光栄に思う」、長崎で被爆・田中重光代表委員は「なくなっていった先人たち、すべての被爆者が受賞したことだと思っている」と述べた。宿泊するホテルには多くの人の姿が。現地ノルウェーの中学生から質問を受ける場面もあった。長崎で被爆・日本被団協・田中熙巳代表委員は「核兵器が地球上にたくさんあって、使われると人類の破滅につながる。なくすことを大至急やらないといけない」と語った。日本被団協は、1956年に結成された広島や長崎で被爆した人たちの全国組織。原爆被害の実相を伝えるため、1982年には山口仙二代表委員が、国連・軍縮特別総会で被爆者として初めて演壇に立ち「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアウォー、ノーモアヒバクシャ」と述べた。核兵器廃絶を願う被爆者の声を、68年にわたって世界に発信してきた。
今回の受賞にあたって、ノーベル平和賞選考委員会は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の活動を次の世代に受け継ぐ意義も強調した。選考委員会の委員長を務めたのは、ことし、史上最年少の39歳で就任したフリードネス氏。あすの授賞式で予定されている代表者のスピーチは、核兵器廃絶に向けた重要な一歩になると見ている。フリードネス委員長は「第2次世界大戦のずっと後に生まれた私のような新たな世代に、世代を超えて証言や知識を伝えていくのが、ことしの授賞の重要な要素。スピーチは核兵器が人類にとって最もは快適で、再び使われてはならない兵器だと思い出させ、世界中の人々、将来の世代にまで影響を与えると確信している」と述べた。あすの授賞式で演説するのは、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の役員の中で最高齢・田中熙巳代表委員92歳。13歳のとき長崎で被爆し、伯母や伯父など5人の親族を亡くした。先月、演説に込める思いについて聞いた。田中代表委員は「(今回の受賞に)どういう役割が与えられているか考えて触れないといけないかな」と語り、ロシア・プーチン大統領が核兵器使用の可能性を示唆したことについても触れ「ことばだけでなく、奥にある現実、事実をしっかり受け止め、“そういうことは許してはいけない”となってほしいということが伝わればいい」と語った。核兵器の恐ろしさや悲惨さを身をもって知る田中代表委員があす、どのようなことばで核兵器の廃絶を訴えるのか、注目したい。ノーベル平和賞の授賞式は、日本時間のあす午後9時から行われる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月17日放送 18:00 - 18:05 NHK総合
ニュース(ニュース)
日本被団協の代表理事・田中聰司さんがフランスの大学を訪問し、科学者の副学長らと意見交換を行った。田中さんは科学者として核兵器を廃絶するための研究をしていただきたいと述べ、モンペリエ大学・ピエロ副学長は私たちの世代は核兵器で脅威を抑止できるという考えを教わって育ちロシアが脅威を再び持ち出したことで多くのフランス人はこうした考えに戻っている可能性があるなどと述べ[…続きを読む]

2025年5月16日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
在任中半世紀以上内戦の終結に尽くしたとして2016年にノーベル平和賞を受賞した南米コロンビアのサントス元大統領がきょう都内でNHKのインタビューに応じた。サントス元大統領は「自分の意見を押し付けるための対話ではなく相手に耳を傾け学び共通の基盤を築くための対話が必要」とした。現在は各国の元首脳などでつくる団体トップを務めウクライナを訪れるなど紛争防止や解決など[…続きを読む]

2025年5月15日放送 23:40 - 23:45 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
国連大学などが開いたシンポジウムにはノーベル平和賞受賞者や国連関係者などが参加し国際社会で進む分断や多国間協力のあり方などについて議論した。コロンビア・サントス元大統領は各地で相次ぐ軍事衝突や気候変動などの問題に懸念を示した上で、各国が互いに歩み寄り解決策を探る重要性を強調した。また国連のパン・ギムン前事務総長は各国に多国間主義を尊重するよう求めた。

2025年5月14日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ(ニュース)
去年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表理事で被爆者の田中聰司さんがフランス・グルノーブルに招かれ講演し、核兵器がいつ使用されるかわからない危機感を訴え、マクロン大統領が核抑止力を欧州に広げることを検討する考えを示していることにも言及した。

2025年5月13日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース長崎局 昼のニュース
ノーベル平和賞の選考を行うノーベル委員会が、今年7月に日本で核軍縮をテーマにした催しを計画していることがわかった。フリードネス委員長が長崎と広島を訪問することも検討しており、被爆80年に合わせて核軍縮への機運を高めたい狙いがある。ノルウェー・ノーベル委員会は、核兵器廃絶を世界に訴える活動をしてきた日本被団協に去年ノーベル平和賞を授与している。日本被団協の受賞[…続きを読む]

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