NHKのニュースサイトから特集記事「ノーベル平和賞・最年少選考委員長の訴え」の紹介。選考委員長のヨルゲンフリードネス氏は1984年生まれの40歳。2021年からノーベル平和賞の選考委員を務め去年2月、当時39歳で最年少となる委員長に就任した。フリードネス委員長は広島や長崎を訪れたことはないというが、「日本から遠く離れたノルウェーでも被爆者のことについては学校で学んだ」と話し、被爆者の証言が人類の支えになってきたとして、証言を継承していくことの重要性を訴えた。核軍縮や核廃絶の取り組みにノーベル平和賞が授与されるのは今回で13回目となる。一方で今もなお核兵器はなくなっていない。フリードネス委員長は「私たちは決して諦めるべきではない。核軍縮に焦点を当てることで政治指導者に圧力をかけると同時に世界中の何百万もの人々を教育し努力を促すことにもなる」と言葉に力を込めた。記事では日本被団協がノーベル平和賞を受賞した意義などフリードネス委員長がインタビューで訴えたことを詳しく伝えている。