上野で出会った男性はフェンシングの見延和靖を紹介したがその人は世界ランキング1位になったこともあるすごい人でフェンシングの視界になれるために日常生活に取り入れるなどした。フェンシングは闘うチェスとも称されスピードと駆け引きのスポーツを行っている。見延選手は動き出しからわずか0.3秒でポイントを獲得しこの大会で優勝。年間ランキングで日本人初となる世界1位を記録した。また東京五輪の男子エペに出場し、日本フェンシング界史上初の金メダルを獲得した。またパリ五輪の出場も決めている。その見延選手に会いたかったという高橋さんは会えたら深い話をしてみたいという。同郷の福井県出身で、フェンシング歴四年で強豪日大フェンシング部所属で夢は日本代表。憧れの見延選手に会えた高橋さんはあるものを見せたいと紹介したのは見延選手の応援動画。これは高橋さんの母が出会えたときに息子のために撮影してもらったもので、見延選手もこのことをよく覚えているという。また今はパリ五輪を控え、海外の試合から帰ってきたばかりで忙しいという。
高橋さんは見延選手の魅力に腕のリーチが長いという。身長177センチに対し腕の長さは196。他の選手が届かない間合いでも一気に突くことが可能。また武井壮のSNSで見延選手の筋肉をみたという高橋さん。その圧倒的な筋肉に驚いたという。また視覚の面では使えなくなったマスクから一部を切り抜いてメガネにしてそれをかけて日常生活を過ごしてみたという。またマジックハンドを使って接近戦をうまく攻略するためにあえてポケットから物をとるなどし日常生活に取り入れたという。また日本人初というタイトルにこだわりを持っていて誰もやっていないような練習法などをし、インスピレーションをうけてそれを競技に落とし込むことが大切だという。そこで見延選手に直径3センチのリングに剣を通してもらうことに。まずは高橋さんが挑戦したがリングを揺らして行ったがなかなか入ることはなかった。次に見延選手が挑戦。その結果挑戦に成功した。
フェンシングの試合判定は超早いがその判定を剣が行っている。剣先がスイッチになっていて、750グラム以上の圧がかかると点が入る。コードを服の中に入れて服の外から出しリールという機材に接続すると剣の赤いランプがつくという。通常剣は軽く作る人が多いがあえて重くしているという。高橋さんは悩みに自分の距離がわかってないと言われるというがそれを知りたいと答えた。そこで見延選手が高橋さんを直々に指導した。種目エペは全身が有効面でどこを突いてもOK。その指導で高橋さんは見延選手からポイントをゲットした。