4種目を終えたところで岡選手と張選手の差は0.566差だったが、張選手が得意とする平行棒では15.300点を獲得し、対する岡選手も15.100というハイスコアでリードを保つ結果となった。そして、最後の鉄棒は岡選手が先となったが、ここもミスなくこなして14.500となり、張選手は14.866点以上を出すと金メダルという状況となる。予選では15.133を記録したこともあった張選手だが点数は14.633で岡慎之助選手が逃げ切る形となった。池谷氏は張選手の鉄棒についてバランスを崩していなければ金と銀が入れ替わっていた可能性はあったとコメントし、ガッツポーズの背景には完璧だとアピールする考えも合ったのではないかと見ている。