パラリンピック・車いすラグビーを前園さんが取材。車いすラグビーは車いす同士のぶつかり合いが許された唯一パラリンピック競技で、男女混合競技でもある。今回インタビューするのは日本代表の倉橋香衣選手。2017年に代表入りし、東京パラリンピックで銅メダルを獲得した。日本にいる車いすラグビーの女子選手は倉橋選手含めて6人で、海外と比べると少ないという。倉橋選手は大学3年生の時、トランポリンの練習中に頸髄を損傷する大けがを負い、鎖骨から下の感覚が麻痺して肩と腕の一部しか動かすことができない状態になったという。倉橋選手は車いすをぶつけても怒られないことに魅力を感じ、車いすラグビーの道に進んだという。倉橋選手は「体格やパワーの差は感じるが、男女で一緒にできるルールになっているので壁は感じない」などと話した。車いすラグビーは4人制。選手には障害の程度によって点数が付けられ、その合計が8点以内になるよう構成する必要がある。女子選手が加わる場合は持ち点の合計に0.5点追加することが許される。持ち点は障害が高いほど点数が高くなり、倉橋選手は最も障害の重い0.5点だという。倉橋選手は守備的な役割で、味方がトライを決めるために相手を邪魔して走路を切り開いたりするのが仕事とのこと。攻撃型と守備型で車いすの形状も異なり、守備型の場合は相手の攻撃を阻むためのバンパーが突き出ている。
前園さんが実際に車いすラグビーを体験。橋本勝也選手のタックルを受けた前園さんは「ビビりすぎて言葉が出ない」などと話した。後ろへの危険なタックルは禁止だが、前に当たるのは問題ないとのこと。倉橋選手は「車いすラグビーには魅力が沢山ある。体験してみて意外とできるかもと思ってもらえるようなスポーツになったらいいな」などと話した。
前園さんが実際に車いすラグビーを体験。橋本勝也選手のタックルを受けた前園さんは「ビビりすぎて言葉が出ない」などと話した。後ろへの危険なタックルは禁止だが、前に当たるのは問題ないとのこと。倉橋選手は「車いすラグビーには魅力が沢山ある。体験してみて意外とできるかもと思ってもらえるようなスポーツになったらいいな」などと話した。