四ツ谷駅から歩いて7分の迎賓館赤坂離宮は116年前に建てられ、海外の要人などをもてなす場所として使われている。普段は一般客も見学することができる。当時の建築、美術、工芸界の総力を結集して造られ、2009年、国宝に指定された。迎賓館館長・吉住啓作さんに話を聞く。19世紀後半のネオ・バロック様式は豪華な装飾などに近代的な素材、技術を融合。設計したのは片山東熊で仁風閣、日本赤十字社中央病院病棟も設計。元々は東宮御所として建設され、随所に和の要素がある。阿吽の鎧武者。花鳥の間のシャンデリアは1125kgと迎賓館の中で一番重い。アンリ2世様式は古典に根ざしたフランスの宮廷様式。花鳥の間にある和の要素は七宝焼。世界的に有名な花鳥画の名手・渡辺省亭が下絵を描き、七宝焼の大家・濤川惣助が忠実に焼き上げた。彩鸞の間はナポレオン1世の時代のアンピール様式。真紅のビロードや金色の装飾が多く用いられている。
