野呂さんが一番気になっていたのはクロード・モネの「睡蓮」。モネが晩年に取り組んだもので、1880年の終わり頃から連作をやりだし、その最後に取り組んだのが「睡蓮」の連作で300作近くある。モネはパリ郊外の自宅に池を作り晩年まで約30年睡蓮を描き続けた。なぜ睡蓮なのか。水は光も色彩も全部映す、一瞬のきらめきや揺らぎをどうやってとらえようか、モネは光そのものを描きたい、モネが睡蓮の池から受けた印象とのこと。
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